ここでは、一般的に自宅で出来るピアノのお手入れなどを紹介いたします。












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 外装のお手入れ
柔らかい(ネル布のようなもの)で軽くホコリなどをふき取ります。手あかなどは、から拭きでも十分ですが、時には右のようなワックスを使って、表面を保護してあげるのも良いでしょう。一般的な黒くて艶のあるピアノのほかに、家具調の木目のピアノには、また専用のワックスがあります。



 鍵盤のお手入れ
基本的には、水で湿らせた後かたく絞ったガーゼのようなもので汚れをふき取ってあげましょう。ピアノを弾く前に、きちんと手を洗う事はもちろんですが、皮脂は必ずつきますので、こまめに拭いてあげましょう。アクリル樹脂ですのでアルコールや、シンナーなどの溶剤は使わないでね。殺菌効果を狙って?アルコールなんかで拭いちゃダメよ(笑)また、鍵盤の蓋もこまめに閉めるとホコリをかぶる事をふせげます。鍵盤蓋の開閉時に起きる怪我防止に開閉補助具などもおすすめです。小さなお子様のあるお宅には是非どうぞ。



 音律の調整&機械部分の調整
これは、皆様が直接手がける・・・・というのではないでしょうが、ピアノは弦楽器ですから張った弦が緩むのは自然の法則に則していますね。弦が緩めば、当然音はヘンテコリンになってしまいます。使用頻度が高いほど、また置かれている環境が過酷であるほど、音律の調整や内部の機械を手入れする必要があります。大切なピアノを愛情もってみてあげましょう。



 お部屋の換気
今では比較的人の出入りの多いリビングなどに置かれることが多くなっったピアノですが、ちょっと前までは、応接間(うぅ〜ん年齢がバレちゃう)などという恐れ多い部屋に置かれ、鎮座ましましてたピアノ・・・。   
特に弾き手のいなくなったピアノは、おいてけぼりをくらってしまいがち。もしもし!お客様のピアノのある部屋・・・たまには空気の入れ替えもよろしくね!!湿気はピアノにとって怖い存在です。換気不十分のお部屋のピアノには、除湿財、除湿機などを利用しましょう。



 未確認生物体
(ムシはムシできない?!)

TVのコマーシャルにも良くでる、毛織物を喰う虫・・・・。実は、ピアノにも大きな被害を与える、ムシできない存在です。(ちょっと・・・ヘンテコ)私あんどうは、昆虫、害虫についての知識がないので、詳しいことがここでは申し上げられません。しかし、ピアノの内部には彼らの大好きな羊毛製品がいっぱい!!ピアノの中はエサに囲まれた天国なのです。トム&ジェリーの穴あきチーズにならないよう、防虫対策は必要です



 地震・雷・火事・・・・・?
昔から恐ろしきものの代名詞としてあげられる、地震・・・。関西の大地震以来、なんとなくニッポン全体が地震の起きやすい活性期に入ってきたみたいですね。ピアノも巨大地震に遭ってはひとたまりもありません。それどころか、転倒して、怪我をまねきかねません。ピアノの転倒や、暴走を防ぐにはインシュレーターと呼ばれる移動防止のお皿にのせてあげましょう。